家族の絆を育む暮らしのカタチで
生きる力や安心感を再認識
高齢の親と離れて暮らすと、健康状態は良いか、詐欺被害に遭っていないかなどの心配は尽きません。電話などで連絡はとっていても、離れた場所にいるので異変に気づくことは困難です。二世帯住宅であれば、生活音などからお互いの気配を感じることで、常に安心感を抱きながら生活することができます。
子どもの面倒を見る人が多いほど、子育て中の親のストレスや悩みが緩和されます。さらに、普段から祖父母と接することによって、家庭の味を覚え、食べ物を粗末にしなくなるといった食育の面でのメリットも。さらに、昔ながらの遊びやしきたりなど、古くから続く伝統も引き継ぐことができるでしょう。
年を重ね、気力も体力も落ちてしまいがちな親世帯は、自分の子や孫など若い世代が近くにいるだけで、暮らしにハリが生まれます。孫と一緒に遊んだり、孫の運動会や学芸会など、学校行事に参加したりすることで、社会との関わりも増え、いつまでも若々しくエネルギッシュな気持ちで過ごすことができるでしょう。