キッチンスタジオJAPANで朝食づくりに挑戦。
■今回の献立
まずは手始めに、鯛の刺身の漬けから。
■材料(3~4人分)
■作り方
①すべての調味料をよく合わせて、漬けだれを作ります。
②そこに食べやすく引いたお刺身を浸けこんで、2時間以上置けばできあがり。
鯛は小骨が多いので、骨が残っていないかどうかは要確認です。
次は、鯛めしづくり。
■材料(4人分)
■作り方
①昆布は固く絞ったぬれ布巾できれいに拭き、約カップ2の水につけて30分間ほどおく。
②米は研いでざるに上げ、約15分間おきます。
③鯛は両面に塩をふります(塩の量は両面で小さじ1を使う)。
④熱した焼き網で、両面に焼き色がつくまで焼きます。
中までじっくり焼かずに、鯛の表面を焼くつもりで。焼くことで香ばしさが出ます。
⑤混ぜ合わせた【A】に、1の昆布だしを加えてカップ2にします。
塩小さじ1/2を加えて混ぜ、味を調えます。
⑥土鍋に②を入れ、中央に1の昆布を置き、鯛をのせます。
⑤を注いでふたをし、強火にかけます。
⑦ふたを取って沸騰したことを確かめてから、弱火にして約10分間炊きます。
最後の30秒~1分間を強火にし、火を止めて約10分間蒸らします。
⑧ふたを取って昆布を取り出し、鯛の骨を丁寧に除きます。
鯛の身をほぐしながらしゃもじでサックリと混ぜ、器に盛れば完成。好みで漬物を添えます。
慣れない手つきながら、なんとか鯛めしらしくなってきました。
鯛の香りと立ち上る湯気が早くも食欲をそそります。
鯛めしが炊けるのを待つ間、みそ汁を作ります。
■材料(3人分前後)
■作り方
①だし汁のなかで、具材にさっと火を通すだけ。
みそ汁を作るうえでの注意点は、だし500mlに対して大さじ2と1/2の味噌を目安に溶き入れ、溶き入れた後は決して煮立たせないことが大切です。味噌は香りが飛びやすいので、味噌を溶き入れるのは具材にしっかり火が通り、あとは食べる前に軽くあたためるだけ、という状態になってからです。今回は食感・色合い・風味のバランスを考えて、具材は小松菜、油揚げ、しめじをチョイスしています。
小松菜と油揚げが余ったので、煮浸しもさっと作りました。
最後に、だし巻き卵づくり。
実は今回のメイン料理です。
■材料(作りやすい分量)
■作り方
①ボウルに卵を割り入れて泡立て器でしっかり溶きほぐします。
②溶いた卵のボウルに【A】を加えます。
③玉子焼き器にサラダ油小さじ1/2〜1ほどを加えて中火で熱します。
箸先で卵液を落としたとき「ジュ」っと音がするくらい鍋が熱くなれば、卵液を1/5量ほど入れて全体に広げます。
④周りから卵が固まってくるので、手早く固まったところを中央によせつつ、卵液をあいたところに広げ流します。
全体が半熟に固まりかけたら、奥から手前へ卵をよせて少し形を整えます(1回目はきれいに巻かなくてOK)。
⑤よせた卵を奥に滑らせて移し、手前にさっと油をひきなおします。
⑥空いたところに卵液を流し入れます。
奥によせた卵の下に箸を入れて少し持ち上げながら、卵液を下にも流し入れます。
⑦あとは1回目の作業と同じ。
半熟になったら奥から手前に巻いて、奥に滑らせ油をひき、同様に何度か繰り返します。
⑧焼きあがったら、まきすに包んで形を整えて完成。
「過去最高のだし巻き卵ができた!」と感動。
すべての料理が無事完成しました。
どの料理も最高の出来にみんな大満足!
鯛の刺身の漬け:★★★★
しっかり味が染みて、ごはんとの相性も最高!
鯛めし:★★★
味も香りも楽しめて、朝から贅沢な気分に浸れました。
水加減やおこげの具合でさらにおいしくできそうです。
みそ汁:★★★★
シンプルな具材の味わいが大好評!
みんなあっという間にお替わりしていました。
だし巻き卵:★★★★★
今回のMVPはこれで決まりです。
新しい朝と私に、いただきます!
今回初めての試みでしたが、みんなで朝食を囲みながら早くも次回の献立を何にするかで話が盛り上がりました。
ちなみに今回、全国でも人気の大分のご当地調味料、「カトレア醤油」を使わせていただきました。
大分県別府市にある「フジヨシ醤油」が生み出した「カトレア醤油」は、大分県民でもなかなかお目にかかることができないほど。
今回は別府のフジヨシ醤油に直接行って購入しました。
公式ホームページからも購入できるので、気になる方はこちらからどうぞ。
→ フジヨシ醤油
今後も旬の食材・地元の食材を使った料理を紹介していきたいと思います。
皆様からのリクエストもお待ちしております。
今回使用したキッチンはこちら