ベツダイの広報担当の3人が、キッチンスタジオJAPANで朝食づくりに挑戦。
今回は春を感じる朝食にチャレンジします。
■今回の献立
まずは男性スタッフ吉澤と安部がパンづくりに取り掛かります。
はじめてのパン作り、果たしてうまくいくのでしょうか?
■材料
A. 丸パン(8つ分)
B. 全粒粉(8つ分)
■作り方
①計量
材料を計量します。
大きめのボウルに粉・砂糖・塩・ドライイースト・スキムミルクを計量します。
もうひとつ小さめのボウルに仕込み水を計量します。
こちらも必ずデジタルスケールを使ってください。
また、別にAはバター、Bはオリーブオイルも計量しておきます。
②こね
最初はゴムベラで大きなボウルの中の材料をぐるぐると混ぜます。
一生懸命混ぜる必要はありません。均等に材料が混ざればOKです。
そこへ仕込み水を一気に入れ、ゴムベラでぐるぐると混ぜます。
③一塊になったらゴムベラの生地をきれいにとって、続いて手でこねます。
2分程度こねたら、Aにはバターを、Bにはオリーブオイルを入れます。
はじめはべったり手についてしまいますが、さらに5分ほどこねていくと手から離れるようになります。
④さらにこねていくと表面が「つるん」としてきます。
⑤一次発酵
オーブンについている発酵機能を使ってください。
ボウルに生地を入れて35℃で40分置きます。
一次発酵完了の目安は、見た目が倍程度に膨らんでいることです。
⑥分割
8個に分割します。1つあたりの重さは約50gです。
スケッパーでおこないます。スケッパーは前後にぎこぎこ押さず、上から1回でスパッと生地をカットします。
あまり生地を触りすぎると生地が傷んでしまい、
最終的に「つるん」としたおいしいパンにならないので注意が必要です。
⑦丸め
縦長に置いて、手前から向こう側に半分に折ります。
⑧折ったら90度回転させ、綴じ目を縦に向けてさらに折ります。
これを5回程度繰り返していきます。そうすると。表面が「つるん」としてきます。
この「つるん」が大切です。傷つけないようにおこなってください。
丸めすぎると生地が裂けてくる原因になります。
⑨ベンチタイム
丸めた生地を休めるための時間です。タッパーに乾いた布巾を敷いて、
その上に生地を置き、乾燥しないようにふたをするかきつく絞った濡れ布巾をふんわりとかけます。
常温で15分程度置きます。
⑩成型
丸めなおします。裏返して手前から向こう側へ半分に折り、
綴じ目を縦にしてまた手前から向こう側へ半分に折ります。
その作業を5回程繰り返し、表面が「つるん」となったら形を整えます。
⑪天板にオーブンシートを敷き、その上に生地を並べていきます。
仕上げ発酵が終わると少し生地が大きくなるので間隔をあけて置いてください。
⑫仕上げ発酵
オーブンについている発酵機能で選べるようであれば、40℃で15分程度置きます。
発酵器が無い場合は、30℃~40℃の場所を探します。
冷蔵庫の上やポットや炊飯器のそばがおすすめです。
冬場はホットカーペット、夏場は常温でもOKです。
低い温度に置いた場合、レシピの時間はあくまで目安にしかなりません。
見た目が倍になるまで気長に待ってください。
仕上げ発酵完了の目安は、少し強く生地を触って、生地がへこみ、なんとか戻ってくる程度です。
⑬仕上げ
クープ(切れ目)を入れます。
キッチンばさみで、生地の上部に深さ1センチ弱幅3センチ程の切り込みを入れます。
Aには照卵をします。刷毛で全卵をよく溶かしたものを薄く塗ります。
あまりたっぷり塗りすぎないようにします。
⑭焼成
予熱したオーブンで焼成します。180℃で15分焼きます。
完成です。
パンを焼く香ばしい香りがキッチンスタジオJAPANに広がります。
はじめてのパン作りが成功し、感動を隠せない様子の男性スタッフ2人。
中には隣同士くっついてしまったものもありますが、ご愛嬌ということで。
パンにつけるバターには、ひと手間加えてオリジナルのフレーバーバターにしてみました。
■材料
A. ホイップバター
B. ナッツバター
■作り方
A.ホイップバター
①バターは室温でやわらかくなるまで戻し、ホイッパーで空気を含ませるように軽く混ぜる。
②生クリームは氷水を当てて、やわらかい角が立つくらいまで泡立てる。
③①のバターと2の生クリームを合わせる。
B.ナッツバター
①バターは室温に戻しておく。
②アーモンド、クルミは170~180℃で8分間程度ローストしておく。
③ローストしたアーモンド、クルミをフードプロセッサーにかける。
ナッツから脂が出てきて、ちょっとしっとりした感じになったらフードプロセッサーから取り出す。
④やわらかくなったバターにグラニュー糖を加えて、ホイッパーで混ぜる。
⑤③のナッツを加えて混ぜる。
クルミ、アーモンドはどちらか1種類でも大丈夫。
お好みのナッツに置き換えてオリジナルのナッツバターを作ってください。
フードプロセッサーのかけ方もお好みで。
粒が粗めが好みの方は、粒が残るくらいの状態で止めてください。
お砂糖の量もお好みで調整できます。
今回は形を整えるために冷蔵庫で冷やしておきました。
容器に入れてそのまま使ってもOKです。
朝のおなかに優しい、あったかポタージュを広報の優しさ担当・三浦が春野菜で作ります。
■材料(4人で約2日分くらい)
■作り方
①かぶとじゃがいもの皮を剥き、半分に切ったら薄いいちょう切りにします。玉ねぎもスライスします。
②オリーブオイルをひき、切った材料を弱火で炒めます。
甘い香りがし始めたら水とコンソメを入れて野菜が柔らかくなるまで煮ます。
③火を止めたらミキサーにかけます。(ブレンダーがあれば更に便利です)
④ミキサーにかけたポタージュを鍋に戻したら牛乳を入れます。
牛乳を入れてからは焦げやすくなるので、弱火で時々かき回してください。
味見をして、足りなければ塩やコンソメを少しずつ足してください。
⑤弱火で温めたら完成です。器によそったらオリーブオイルを軽くひと回し、
お好みでブラックペッパーをかけても美味しいです。
ポタージュの甘い香りが食欲をそそります。
他の料理も準備が整ったので、美味しく盛り付けていきましょう。
盛り付けとテーブルコーディネートで春らしさを演出。
色とりどりの組み合わせで、目でも味わえる朝食に仕上がりました。
もちろん味も期待以上でみんな大満足!
丸パン:★★★★★
味も香りも大満足!作る手間がかかったからこそ、焼き上がったときの感動もひとしおでした。
フレーバーバター:★★★
ほんのひと手間加えるだけでおしゃれに味わえるのが嬉しいですね。
他のフレーバーもいろいろ試してみたいです。
春野菜とかぶのポタージュ:★★★★
朝から気軽に野菜が採れるポタージュはみんなお替わりするほどの人気ぶり!
新しい朝と私に、いただきます!
今回、パンの材料はじめ、からだに優しいこだわり食材の多くを、
大分県唯一、九州最大のオーガニック・ナチュラル専門店「ビオルル」で購入しました。
6月末からはパークプレイス大分内に移転を予定しているそうです。
気になる方はこちらからどうぞ。
→ オーガニック・ナチュラル専門店
cosme biolulu(コスメビオルル)
今後も旬の食材・地元の食材を使った料理を紹介していきたいと思います。
皆様からのリクエストもお待ちしております。
今回パンを焼くのに使用したキッチンはこちら