スタッフ紹介
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小学校の頃、だいぶ昔、はるか昔、学校から帰ると小遣いの10円を握りしめ駄菓子屋へ
5円で駄菓子屋でくじ付きのお菓子を買い(ほとんどハズレ)
残りの5円で町のあちこちにある製麺所へ
誰もいない作業場に入り机の上にある紙のハコに5円玉を入れ
自分で棚からどんぶりを取り蒸篭の中のうどんを一玉
大きな瓶の中にあるいりこのだしをかけ一気にうどんをすする。 「うまい!」
こうやって大きくなって大人になって、うどんがソウルフードとして染みついた香川県人。
代々職人肌、東洋医学の医者、靴職人、画家、紳士服仕立て、時計職人
みんなそれぞれの代で自分の好きなことを自由にやって生きてきた家柄
そして自分はケンチクヤに、血は争えないなぁ。
せめて子供や孫(二人)にはまっとうな道を歩んでほしい。
自分で選んだ好きな仕事とはいえ、楽しいことばかりあるはずもなく
苦しいこと、イヤなこと、辞めたいこと、夜中に仕事の夢で目が覚める事
ふゥ。
それでもこの仕事やってるのはそれらを忘れさせるくらいの何かがあるから?
ある???
お客様からの「すごい!」とか「ほー!」とか「なるほど!」とか
お客様に感動を与えることが出来たから(ホントに?)頂けるいろんな言葉
そして、最後の「ありがとう」ですべてが報われる。
そのことばを言ってもらえることを思い、精一杯考え悩みお客様の立場になり
一緒に建物をつくる、だからこの仕事やれてるとホントに思う。
それとも、やっぱ血筋かな?